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日向ぼっこで居眠りするインデックス投資

インデックス主体の長期分散投資のブログです。 慌てず、騒がず、のんびりと。 タイトルどおりのお気楽な話題が中心です。

2007年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年01月

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犬神家の現在での相続

FPの勉強を少しでも楽しくしようという試みです。

最近CS放送で「犬神家の一族(2006年版)」を見ました。
時代設定が終戦直後ということで、現在とは税制が異なるのでしょうが、ストーリーの骨子となる遺言状の効力が現在とは異なります。

遺言状の内容を簡単に書くと、血縁でない野々宮珠世に全財産を与えるが、孫にあたる佐清・佐武・佐智のいずれかと結婚することが条件で、できない場合は、財産はすべて青沼静馬に与える――というものです。
この遺言状から殺人事件に発展するわけですが、子である松子・竹子・梅子は1円も相続できないのでしょうか? ※フジテレビ版ですが、家系図のページがありました。

現在でも遺言状は効力を持ちますが、<遺留分>というものがあります。

まず法定相続人を考えてみましょう。
配偶者・・・生涯独身というセリフがありましたので、ナシ。内縁の妻は元々相続権はありませんが、話の中ではすでに死亡しているようです。
子・・・結婚してないので、嫡出子はナシ。別々の愛人の娘、松子・竹子・梅子は認知されていると思われるので非嫡出子。青沼静馬は認知されていないと思われ、認知訴訟もしないとします。(復讐したいんですものね)
したがって遺言状がなければ、娘3人が1/3ずつ相続することになります。(非嫡出子は嫡出子の1/2ですが、3人とも非嫡出子のため)

さて遺留分です。残された家族が生活に困らないよう最低限度の相続財産が保証されており、遺留分減殺請求を行うことができます。

この場合、遺留分は全財産の1/2であり、3人の娘は1/6ずつ財産をもらえることになります
まあ不満は不満でしょうが、殺人事件まで発展するには動機が弱くなってしまいますね。

| FP3級への道 | 2007-12-16 | comments:0 | TOP↑

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